家族葬 やすらぎ
【 やすらぎリポート 第1弾 】

 平成22年春、帯広市内に誕生した家族葬やすらぎ。葬儀社に長年勤務した熊野峰夫さんが、心から最後のお別れの時間を大切に過ごしたいと願う遺族の皆様の思いをかたちにしたいと夢を実らせたもの。オープン以来既に遺族の気持ちを熟知した熊野さんならではの色々な心温まるエピソードが存在する。
 はじめて家族葬を経験した方の声と合わせて、家族葬やすらぎが提供する心のこもった最後のお見送りのスタイルをご紹介する。

心からお見送りしたいと願う遺族のために… 
平成22年4月にオープンした家族葬やすらぎ帯広ホール
 突然訪れるお別れのとき。悲しむ暇も思い出を馳せる暇もなく次から次へと手続きに追われる。葬儀社との打ち合わせ、会葬者の出迎えの準備、ご挨拶、食事、寝具、宿泊の手配と、めまぐるしく過ぎてしまうお別れの大切な時間。葬儀が終わってホッと一息つけた時、ようやくお別れだったことを実感する。そんな葬儀が多い。
そんな葬儀の在り方に疑問を感じ、大切な家族や大切な人とのお別れを、心からお見送りしたいと願う遺族のために、心穏やかな時間と親しい人たちでの語らいの時間を提供したいと、家族葬やすらぎが誕生した。いつも傍らで、事細かな準備と会葬者への気配りで遺族を支える役割に徹するのがやすらぎ流の葬儀。

 故人の思い出の写真をモニターで上映するスライドショーも評判となり、モニターを見ながら当時の話題で会話が弾む家族や親族。会場の棚にある複数のフォトスタンドにも故人の写真が飾られ、この日の主役となっている。この葬儀スタイルを初めて経験した遺族から「安心してお見送りすることができた」「不安だった葬儀が温かい雰囲気になった」そんな感謝の言葉が数多く寄せられている。
 突然のことで冷静ではいられない時も、遺族にとって初めて経験する緊張でいっぱいの葬儀の時も、どんな場合でも後からやり直すことのできない大切な葬儀。滞りなく進めようと遺族が気を張り続けていては、お見送りの心が影を潜めてしまう。家族葬やすらぎは、後悔のない最後のお別れの時間を過ごして頂きたいと願っている。

くまの葬祭 代表 熊野 峰夫さん(52才)
 「これまでの葬儀スタイルでは、遺族の皆さんにとってただ慌ただしく終わってしまっていたり、集まった親戚や親しい人たちとゆっくりとお話しできなかったり、遺族の方にとって忙しい時間だけが思い出に残ってしまうことに心を痛めていた経験があります。独立して、今まで疑問に感じていたことを全て取り除き、自分が思う葬儀のかたちと遺族のご希望をご相談して進めさせて頂いています。終わったあと、遺族の皆さんから感謝の言葉を言われた時は本当に良かったと嬉しい気持ちになります。葬儀費用もご相談しながらご希望に合わせていますので、終わってみると高額な費用がかかってしまっていたということも一切ありません。見学はいつでもお受けしていますので、冷静に判断できる時に、葬儀を知っておくことも大切です。」
やすらぎインタビュー

家族葬やすらぎで葬儀を経験した十勝管内女性(68才)のお話

 昨年(2012年)9月、69才で亡くなったご主人の葬儀が終わって半年。「今でもわからないことがあれば電話で色々聞いてるんです。」と、恐縮したようにお話しする安子さん(仮名)。先日も「お父さん(ご主人)が亡くなって初めてのお正月だから、どんな風にしたらいいのかってこともずうずうしく相談させてもらいました。葬儀が終わって半年も経ってるのに色々親切に教えて頂けるので、つい甘えちゃって…。」と、葬儀の時のくまの葬祭スタッフの暖かい対応に、今でも身近な存在に感じていることをお話ししてくれました。その都度、親切に応じてもらっていることに大変ありがたい気持ちになっていると言います。安子さんにとって、葬儀のあとの心細さや不安を和らげてくれた優しい存在となっています。

 安子さんに率直な葬儀の感想を尋ねると「普通に家でお菓子でも食べながら過ごしているような雰囲気でお父さんを見送れました。」と、ゆったりとした時間の中で普段の生活リズムのようだったと、穏やかな葬儀の様子やエピソードをたくさん伺わせて頂きましたのでご紹介します。
 安子さんの亡くなったご主人は常に仕事で忙しい毎日を過ごし、家でゆっくりと過ごす時間が少なかったそうです。亡くなって帰宅し葬儀が終わるまでの間、ようやく3人のお子様も含めて家族全員で一緒にいられた時間だったというお話しに、その最後の時間がご家族にとってどれだけ大切なものかを教えられます。ご家族が過ごす最後の時間、それを一番大切に考えてくれたのがくまの葬祭「やすらぎ」だったそうです。
 決して、葬儀の順番を次から次へと追い立てるようなことはなく、最後の時間を過ごしているご家族のリズムに合わせて進めていくという葬儀スタイル。安子さんのお話しでは「1日に1組の葬儀しか受けていないという理由がよくわかります。私たち家族が今こうしていたいという心を感じてくれて、その時間を優先してタイミングを待ってくれます。」
 すごくシンプルな葬儀スタイルの中には、見送る遺族の気持ちや希望を大切にした、形式的なものにとらわれない、アットホームな感じが伝わってくる安子さんのお話しです。祭壇のお花も華やかな洋花で飾られ、すべて希望通りの葬儀として、良い思い出として残っているそうです。
 くまの葬祭「家族葬やすらぎ」。葬儀会場は、控室も葬儀場もすべての部屋が見渡せる空間。靴を脱いで自宅で見送るイメージをそのまま再現した会場は、心配りの方針として設計されたもの。家で過ごすようにどこでも横になれるフロアは子供たちにも安心です。今日の主役は間違いなく故人とそのご家族だけ、そんな気持ちが込められた会場も、ゆっくりくつろげる居心地の良さをあらわしています。
「大勢が集まる葬儀では決して感じられない時間を過ごし、落ち着いた気持ちでお父さんをちゃんと見送ることができて〝やすらぎ″で本当に良かったと思いました。無口な人だったから生前にもっと色々話しておけばよかったと思いますが、葬儀の時に初めてゆっくり話しができました。心の中でですけど…。なぜかお父さんへの最後の言葉が〝良かったね”だったんです。亡くなったお父さんにとっても、私たち家族にとっても、本当に良い葬儀でした。」
 お話を伺わせて頂いた安子さん、当時の気持ちがとても伝わってきました。たくさんのお話しを、ありがとうございました。
メモリーホール札内 平成24年11月オープン
●帯広ホール
〒080-0048 帯広市西18条北1丁目5 TEL.0155-35-1010
最大席数80席 駐車場35台収容
●メモリーホール札内
〒089-0536 幕別町札内西町85 TEL.0155-24-4040
最大席数80席 駐車場45台収容
帯広ホール、メモリーホール札内ともに見学・相談、随時受け付けています。お気軽にご相談下さい。
北海道で初めての終活カウンセラー2人常駐

 少子高齢化が年々深刻さを増す中、独居世帯の増加が地方都市を中心に全国的に広まり、残される遺族ではなく、自分自身が生前に葬儀やお墓などの準備が必要な時代になった。また、残された家族が財産の相続を円滑に進められるように生前に計画を立てておく必要もある。そうした人達のサポートを手がけるのが終活カウンセラー。北海道で初めての有資格者が現在くまの葬祭〝家族葬やすらぎ”に2人常駐している。 社長の熊野峰夫さん、葬儀ディレクターの山田綾子さん。孤独化するお年寄りや相談相手のいない人達と一緒に、今抱える悩みを考え解決の方向へ導いたり、相続や遺言、葬儀、保険、介護など、広い範囲で安心してより良い暮らしを送ってほしいと資格を取得したという。更に今年(2013年)2月、熊野社長は全国で初めてとなる上級カウンセラーにも合格。

 この終活という言葉、今は一般的に使われているが、週刊朝日(週刊誌)がこのテーマを取り上げ“終活”と名付け、その連載以降広く使われるようになったとされている。ここ3~4年で一気に広がった言葉。終活に関する書籍も目立つようになり、今の時代を映し出している象徴的な言葉となった。
 戦後の大家族から核家族化となり、その後あっというまに核家族さえも更に世帯分離し核分裂を起こした今、お年寄りにとって終活カウンセラーの存在はとても重要になる。安心して暮らすためにも、自分自身で人生の終焉を考えることは大切なことと考え、家族葬やすらぎがそのきっかけ作りのお手伝いができればと、終活カウンセラーとしての業務に力を注いでいる。
 詳しくは家族葬やすらぎのホームページhttp://kazokusou-yasuragi.com/で紹介されている。

家族葬やすらぎ TEL:0155-35-1010

家族葬やすらぎ帯広・札内2会場の見学会や終活カウンセリングは随時受け付け中。
お気軽にご連絡下さい。
とんとんの家族葬やすらぎページも是非ご覧下さい。
URL http://www.tonxton.com/spot-detail/?defaultBaseId=1&shop_id=10712289