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小さな国語塾のつぶやき

鎌倉=無常

中学2年生の生徒が「テストの点は少しアップ、順位が大幅アップしたよ!!!(要するに平均点がかなり低かったらしい)」と張り切って期末試験の問題用紙と答案用紙を持参してくれた。おかげで、間違えた箇所の見直し+一般教養の伝授ができた。「古文の平家物語は仏教のどんな思想がもとになっているか?二文字で答えよ」という出題があり、答えは「無常」だが、生徒は分からず、今回のテスト直しの時に初めて「無常」という言葉を知ったという。おそらく、教科書のどこかには書いてあったのだろうが見落としてしまった結果。でも、その問いを間違えたおかげで?国語塾で「鎌倉時代の作品(方丈記、徒然草、平家物語)に共通するテーマは『無常観』」と指導でき、さらには来週にもう一度質問予定。単発で一つ一つ覚えるよりも、まとまりで覚えた方が頭に入りやすく、『枕草子』や『源氏物語』が書かれた平安時代中期とは違い、武家の力が増していく激動の時代の中で作品が生まれたことを実感できるだろう。結局何が言いたいかというと、一つの事柄だけではなく、関連するものを一緒にまとめて学習し覚えることが大切。ただし、それは独学ではなかなか気づきにくいので学校の授業、塾の授業をしっかりと聞くことが大切であり、逆に教える側としては答えのみならず、答えに行きつくプロセスやそれに関連する背景などを指導しようと心がけている。
 

2015/09/12 04:07

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