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小さな国語塾のつぶやき

一石二鳥?!

昨日の午前中にブログを書いていたのだが「公開」ボタンを押すのを忘れてしまい・・・公開が今日になってしまったため、二本連続で本日はブログを公開。さて、気を取り直して・・・。「土佐日記」の著者、古今和歌集の編者と言えば紀貫之。「土佐日記」は我が国最初の日記文学で、紀貫之が国司の任を終えて京の都に帰るまでの旅程を、女性の筆に託し、仮名文字で書いたもの。国司とは奈良・平安時代に中央から地方支配のために送られた貴族の役人で、国司の下で働く地方の豪族は郡司と呼ばれた。奈良・平安時代の「国郡里」制度をきちんと把握していると、本文を読んだ時に郡司が見送りに来ているという箇所など「なるほど」となる。が、そもそも歴史における「国郡里」制についてよくわかってないと古文を読んでもまるで霞がかかったような状態に。古文は中学三年生を中心に学習しているが、「国郡里」について歴史で習ったのは中学一年生、つまり2年前になるためかなり忘れてしまっている生徒が多い。そこで、「土佐日記」についての背景、「国郡里」について説明しつつ「家で必ず歴史の復習をすること」とはっぱをかけている。古文と歴史はかなり関連があるので古文を習ったついでに歴史を、歴史を勉強しつつ古文をとダブルスタディをすると一石二鳥?!であり、しかもなかなか楽しいもの。「秋の田の 仮庵(かりほ)の庵(いほ)の苫(とま)をあらみわが衣手(ころもで)は 露にぬれつつ」を詠んだのが天智天皇と知った時に「あれ?大化の改新の人?」とつながった時にはとても嬉しかったことを今でもよく覚えている。

2015/07/05 00:40

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