めむろ国語専門塾
- ブログ
小さな国語塾のつぶやき
誰から教わるか・・・
子供たちは学校の先生、塾の先生、親から勉強を教わることがほとんどだろう。この3人がすべて同じ解法を教えるならば全く問題ないのだが、若干のニュアンスや解法が違うということも時々生じる(特に小学生)。中学生ぐらいになると自分に合った解法はこれ!と自ら判断してどんどん先に進める、あるいは「学校の先生と塾の先生、親が同じことを言った!ということはめちゃくちゃ大事なんだ~」というパターンが増えてきて、いわゆる塾側の人間としてはとってもやりやすい。問題?!は小学生。どの解き方がいいかといったことよりも「誰が言ったか」の方が重視される年齢なので、たとえ効率がいまいち・・・と思われる解き方などをしていても余程の支障がない限りはそっとしておく方がいいかも。ただ、全く成績がパッとしない、理解できていないという場合は「こうやってやると簡単だよ」と誘導することも必要だと感じる。要するに「親の言うことを全く聞かない」と感じる親御さんが世の中には沢山いらっしゃるが、言い換えれば子供さんが「学校の先生や塾の先生のことを信頼している証拠」。逆に人様の子供を教える立場としては「教える技術」はもちろんのこと「信頼関係」を大切にしなくてはと常に肝に銘じるのである。
2015/06/28 04:30
-
-
コメントするには会員登録後、ログインが必要です