[ログイン] 便利につかおう![新規会員登録] [パスワードを忘れた方へ]
掲載されているスポットは営業時間の変更や休業となる場合があります。イベントについては延期や中止となっている場合がありますのでご注意ください。
  • スポット情報へ
  • 090-4830-7204

小さな国語塾のつぶやき

万事(を)休す

「万事休す」という言い回しがある。【意味】対策の講じようがなく、もはや手の施しようがないこと。すべてが終わったと諦めること。出典は『宋史』の『荊南高氏世家』にある故事。荊南を継いだ王子の保勛は甘やかされて育った。人が怒ってにらんでもにこっと笑う保勛に、荊南の人々が「万事休すだ」と言ったことから。(王が保勛を溺愛し、それを見た人々が「万事休すだ」と嘆いたという説もある)。実は似たような表現で「万事を休す」という表現があることを、つい最近になって知った。こちらは【意味】すべてからいったん離れ、休む。曹洞宗の開祖、道元が著した『正法眼蔵』に出てくる言葉だという。「を」という助詞が入っているかどうかで全く違う意味になるのが日本語の面白いところ。「万事休す」になった場合は取りあえず、いったん休憩「万事を休す」という順番にすると意外と解決策が見えてくることがある?!毎日生きていると、様々なことがあり、すぐには解決できないこともあるだろうが、そう言う場合は諦めるのではなく取りあえず横に置いておいて、休んでから再び出直すのがよい?!ちなみに小事としては、ブログネタに行き詰った(万事休す)になると取りあえず時間を置いている(万事を休す)。おかげでなんだかんだと言いながら毎日続けることが出来ている。何事も焦るべからず。

2016/05/13 14:07

コメントするには会員登録後、ログインが必要です

ようこそゲストさん
「プッシュ!」でまちを応援しよう!

「プッシュ!」ボタンを押すとあなたのおすすめのスポット、共感した情報としてトップページに表示され注目度があがります!

「プッシュ!」ボタンを押すと、とんたんが!?

ようこそゲストさん

このサービスをご利用になるにはログインする必要があります。

会員登録されている方はログインして下さい。

会員登録されていない方は新規会員登録(無料)を行って下さい。