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小さな国語塾のつぶやき

いかん

中学生になると古典(漢文・古文)を学び、漢文では返り点や詩の技法を重点的に学び、意外と訳や古語にはあまり重点を置かれない。高校に入ったら詳しく学ぶので問題ないといわれるかもしれないが、最低限の古語を知っておくと何かと便利なので、ぜひ頑張って覚えることをお勧めする。そのうちの一つが「いかん(何如、如何)」という言葉。厳密に言うと「何如」と「如何」は若干使い方や意味が違うのだが、とにもかくも「いかん」=「どうなる」と覚えておけば分かりやすい。中学1年生の教科書で出てくる「矛盾」の中の「子の矛を以つて、子の盾を陥さば何如。(しのほこをもって、しのたてをとおさばいかん)」の訳は「何でも貫くことができるあなたの矛で、その何でも防ぐことができる盾を突いたらどうなるのですか」となる。また四面楚歌の元となる逸話、項羽の詩「虞や虞や汝を如何せん(ぐやぐやなんじをいかんせん)」の訳は「虞(愛人)よ虞よ、お前のことをどうしたらよいのだろう。どうしようもできない。」となる。一つ覚えるだけで、いくつもの漢文の理解が出来るようになるので便利。

2015/10/23 15:49

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