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小さな国語塾のつぶやき

「3つのK」

本日付(2018.4.8)朝日中高生新聞、19面に「勉強のやり方」(清水章弘)というコーナーで「三つのK」が紹介されていた。(※清水章弘氏は東京、京都で「勉強のやり方」を教える塾「プラスティー」を経営。著書は10冊以上。東京・国立音楽大学附属中高の学習コーディネーター。)「三つのK」とは「観察」「仮説」「検証」のことで、かいつまんで言うと次のようになるそうだ。「観察」・・・「できる人は、努力をしている。それが、どんな努力なのかをじっくり観察。」「仮説」・・・「観察の内容を踏まえて『こうすれば成績が上がるかもしれない』と具体的に考え、実行に移す。」「検証」・・・「うまく出来なかった問題に対し、どうすればよかったかを確認。」これらの記事を読んで納得すると同時に今まで「3K」というと、仕事において「きつい、汚い、危険」、女性から男性に対しての理想として「高収入」「高学歴」「高身長」という言葉しか知らなかった自分が少々恥ずかしくなった(汗)。さて、何気に「3K」についてネットで調べてみたところ「新3K」という言葉が飛び込んできた。「???」なので早速クリックすると・・・「新3K」とは、従来の3K「きつい・汚い・危険」に代わる、「給料・休日・希望」という新たなスローガンだとか。特に建設業に関して使われ、新3Kの実現を目指して徐々に労働環境の改善が進められているそうだ。うーん、給料が良くて、休日が多くて、希望を聞いてもらえる仕事ってあるんだろうか??と思わなくもないけれど、、、この「新3K」って「新しい3つの希望(K)」だよとツッコミを入れたくなった。学生時代にありとあらゆるアルバイトを経験してきた身としては新3Kを実感できない?!さて、勉強、仕事ともに楽しいことばかりではない。むしろ大変なことやしんどく感じることの方が多いだろう。だからこそ個人的には次の「3K」も提案したい。それは「くさらず こつこつ 継続」だ。勉強でも仕事でも、本人なりに一生懸命やっているつもりでもなかなか成果が表れないことなんて日常茶飯事。その時に「もうだめだ」と腐ってしまって投げ出すのではなく、「もう少し、もう少しだけ頑張ってみよう」とコツコツと地道に継続していくことが大切だと思う。☜意外と一番これが難しい・・・。つまり勉強においては「三つのK(観察・仮説・検証」を結果が出るまで「くさらず コツコツ 継続」することを提案したい。

2018/04/08 20:08

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「花月草紙」くすしの先見

「花月草紙」という江戸時代に書かれた随筆がある。作者は松平定信という国学者・・・。8代将軍、徳川吉宗の孫であり「寛政の改革」を行った老中として有名である。さて、その「花月草紙」の中に収められている「くすしの先見」は、なかなか興味深い内容だ。テキスト内ではテーマを選ばせる問題があり、答えは「人間は実際に苦しい目にあわないと、他人の助言や忠告のありがたみが分からないものである。」が正解で、紛らわしい選択肢としては「良い医者とは治療より予防を重視するものである。」となっている。個人的には「先見」については素直に受け入れて難を免れるよう心がけたいものだと、解釈した。「くすしの先見」の内容は次のようなもの。「一人目の男は医者に病気を予見されたが信用せず放っておいた所、本当に病気になったため結局、他の医者にかかって治した。二人目の男も医者に病気を予見され、疑いながらも薬を飲み病気にはならなかった」というお話。病気を予見した名医に背を向け、まぐれ当りの薬を与えた医者を命の恩人と思い込む男と、同じく病気を予見した名医の薬を飲んでおきながら、その効能を無視して自分の予想通り病気にならなかったと主張する男の言動をそれぞれ描く事で松平定信は、二人の男の視野の狭さ、先見を持つ事や先見を持った者に従う事の重要性を見事に描き出している。つまり聡明な人であれば素直に先見の持ったものに従い、従うことによって難を逃れることが出来たことに気づくはずなのだが・・・。医者に限らず「先見」と言えば「占い」も当てはまるかもしれない。「このままだと××になりやすい。だから○○したほうがいい」とアドヴァイスされた場合、そのアドヴァイスに従って○○して難を逃れた場合に「占いのおかげで助かった」と思う人もいれば「××にならなかった、実は占いは外れた」と思う人もいるだろう。それは同じ人間が2パターンを同時に体験するとが出来ないから。例えば「何の対処もせずに××な目に合う自分」と「○○という対処をしたおかげで××にならずに済んだ自分」を明確に比べることが出来ないから。さらに厄介なのが医者、占い師共に力量に差があることも、素直に助言に従ったり、助言のおかげ・・・と思うことが出来ない一因となる。その点、教育産業の場合は「本人に合う指導+本人の努力」があれば成果が出るので「助言通り」と受け止められることは有難い。でも、どの分野でも「自分にピッタリの助言」をしてくれる人を探すことが一番難しいのか~と「花月草紙」を読みながら、ふと考えた。

2018/04/07 02:40

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「なるようになる」

昨日からとっても嬉しいことがあった。それは何か?ズバリ!新中一生たち、それぞれが「当たり」の担任の先生に受け持ってもらえること!新中一生の中でも、特に一人の女生徒が2か月以上前から「(自分にとって)いい先生に担任になってほしい」と切望しており、中学校にはどんな先生がいるか?と、授業時に毎回のように質問してきた。その度ごとに上級生に色々と確認し、客観的視点を意識しつつ冷静に(?)彼女に情報を流した。幸いにして、いわゆる「当たり」であろうタイプの先生に受け持ってもらうことが決まった!と嬉しい連絡をいただき他の生徒さんに関しても「当たり」の報告をいただきホッとしている。「当たり」「はずれ」などと表現すると語弊があるとは重々承知で、あえて書いている。自分が学生ではなくなってから久しい今となっては、純粋に「どの先生も本当に熱心でいい先生、つまりは当たりだよ」と分かるのだが、思春期の頃にはそんなことは全く気付かない。当時の自分にとって「いい」「やりやすい」タイプのみが「当たり」なのだ。習い事や塾の場合だと「この先生はハズレ」だから「やめる」「他の先生を探す」という選択を出来るけれど、義務教育においてはそれは。。。難しい。だからこそ皆、不安になるのだ。さて「案ずるより産むが易し」という諺がある。「事前にあれこれ心配するよりも実際にやってみると案外たやすいことをいう」(広辞苑)が、新年度が始まる前後の時期は「楽しみ」よりも「不安(案ずる)」の方が大きくなりやすい時期。なぜなら、行動(産むこと)をしたくても出来ない、「ただ待つだけ」しか出来ないことが多いから。そのうちの一つが「新年度のクラス替え、担任発表」だろう。第一子が新中一と言った場合は保護者はもちろんのこと本人の不安がマックスになりやすい・・・。地元の中学校では昨日、担任+クラス発表があったらしく結果オーライでホッとしている。それまでの期間、本当にお疲れ様と言いたい。さて「行動(産むこと)」をしたくても出来ないときはどうするか?決まった答えはないけれど①不安を解消すべく自分の動ける範囲で動く(女生徒が、周囲に色々と質問して情報を集めたように)②「なるようになる」と割り切る、この2点かなあと思う。②に関しては「なんとかなる」「なるようにしかならない」ではなく「なるようになる」なのだ。人によっては、どれも同義語だろうけれど・・・以前に知人に「どうしよう、どうしよう」と色々と訴えた時に「なるようになるから、大丈夫」と言われた瞬間にフッと気持ちが軽くなった。以来「なんとかなる」「なるようにしかならない」ではなく「なるようになる」が座右の銘になっている。

2018/04/06 15:05

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「良い・好い加減」

仏教学者、ひろさちや氏は息子さんが中学1年生の時に英語のテストで94点をとった時に次のように言ったという「そりゃあ、よかった。では、この次の学期末テストは三十点ぐらいとればいいんだよ。そうすると、平均で六十点になるからね。いい加減いちばんいいんだからね・・・」と。このセリフの真意は「もしもあなたがこの次のテストで百点をとっても、先生は決して褒めてくれない。二学期連続百点、と、際限のない努力を強要される。それじゃあシンドイ。だから、この先生の忠告を聞いてはダメだー。」だとか。ちなみに息子さんを担当している先生は「やればやれるじゃないか。この次は百点目ざしてがんばろう!」だったのだ。すでにお分かりだろうが、ひろさちや氏の「いい加減」とは「約束を破る」「時間を守らない」「ルーズ」という意味の「いい加減」ではなく、「(ちょうど)良い・好い加減」という意味だ。言葉にすれば違いは明確なのだが、厄介なことに「加減」というのは人によってそれぞれ違う、まさに加えたり減らしたりして自分にとっての一番いい状態を見極めなければならない。例えば濃い味を好む人もいれば薄味を好む人もいる、食事の量そのものも個々人においての適量がある。この、「加減」が人によって違うにもかかわらず人は「自分の加減」で動き・・・気づかないうちに人様をも「自分の加減」に当てはめようとしたり、人様のみならず自分自身を追い込んでしまう事にもなりかねない。ではどうすれば自分にとっての「良い加減」を保てるか?正直言って…分からない。分からないけれど、最近心がけていることは「自分の気持ちに正直になる」「人の『加減』に一喜一憂しない」ことだ。例えば、以前から決まっていた予定が相手の都合で直前にキャンセルになったとする。そんな時は昔だったら「え?ドタキャン?!ひどくない?!」と少々イヤーな気持ちになっていたけれど今や真逆。「そっかああ。ラッキー!神様から時間をプレゼントしてもらえた~!」と純粋に感じる。こんな風に相手の「加減」に振り回されなくなると自然と自分にとっての「良い加減」も分かり「自分の気持ちに正直に」とつながってきたかなあと実感している。

2018/04/05 02:51

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上手すぎる模範解答

最近、160字~200字以内で与えられた課題について述べるという問題が入試では多くみられる。50分という限られた時間の中で、現代文複数+古文+課題文をこなさなくてはならず、受験生は①時間配分②課題文に対する対策、の2点をしっかりと訓練する必要がある。志望校に課題文が課される場合は個人的に指導、文章を添削。さらには「模範解答」を生徒と一緒に見て「取り入れるべき点」があれば取り入れようと思っているのだが・・・・。正直言って参考になる「模範解答」は少ない!!!一言でいうと「上手すぎる」のだ。まるでプロが書いた論説を読んでいるような気分になり、15歳の中学生がどうやったらこんな文章を書ける?思いつく?と言いたい。160字~200字以内と言う限られた字数だからか?接続語を一切使わずに文末を「~から。」といった具合で書いてあるけれど、「なぜなら~から。」と記載してくれた方が参考になると思う。結局、生徒の書いた文章を直しつつ次のように指導している。例えば「○○となるのはどんな点か?また、それをどのように改善すればよいか。」という課題文に対しては①「○○となるのは‥‥点。」と素直に聞かれたことに対する回答を書くこと、②改善点を二つ以上思いついた場合は「改善点は二つある。一つは・・・」といったように最初にいくつの理由を述べるかを提示すること。③接続語をうまく利用すること、この三点を意識するように伝えている。この三点を意識して書くと味気ない文章になるけれど、少なくとも減点はされにくい。某模範解答はこれらの三点が一切当てはまっていない、饒舌な文章になっていたけれど。与えられたテーマに対して本当に理解しているならば「自然な流れるような饒舌な文章」になるだろうが、そういうテーマに運よく当たることの方が少ない。だからこそ「書き方ルール」を覚えて、練習して、本番に臨むことが一番の近道かなあと思うと同時に、そういうことをしっかりと「模範解答の解説」に入れて欲しい~~~と切に願う。と、ここまで書いてハタと気づいた。「模範解答」が「分かりやすい」、解説が「完璧」だったら国語教室の存在価値がなくなる?!と。(苦笑)。

2018/04/04 03:02

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名コピーに学ぶ

本日4月3日付の朝日新聞に電動工具メーカーの「マキタ」の広告が大きく掲載されていた。そのキャッチコピー「相方よりマキタが好き」を見て思わず「うーん、さすが」とうなってしまった。①リズムがいい。(「相方より☜6文字、マキタが好き☜6文字)②お笑い芸人、箕輪はるかさんを登用することによって「相方」≒「仕事上のパートナー、近藤春奈さん」とも「それ以外の相手」ともとれる。つまりは「相方」を特定せずに余韻を残しつつ、逆に「マキタ」に関しては固定して言い切っている。③「あいか」「マキ」☜言いきりを「た」にしている(韻をふんでいる)。④短い言葉の中に大切な情報を凝縮している、以上4点から「素晴らしいなああ」と思いながら何度も見ていた。「いいキャッチコピーって、どうやったら作れるんだろう。ごく一部の天才的なセンスを持つ人が、ひらめきで作っているのか?」と、ネットで調べてみたところ面白い記事を見つけた。(以下引用)【キャッチコピーは、ひらめきやセンスで作る芸術品ではありません。伝えたい相手のことを入念に考え抜き、何度も練り直して作成された、技術と労力の結晶なのです。特別な感性は学ぶことができませんが、技術なら習得することができます。(中略)共通するポイントが1つだけあります。(中略)「どういう状況だろう?」「どういう意味だろう?」と少し考えさせるように作られています。なおかつ、少し考えればすぐに答えが出るようになっているのです。いいキャッチコピーとは、心を動かすキャッチコピーです。】(なんでものびるWEB 名コピーに学ぶ、キャッチコピーの論理的な作り方&5大テクニックより引用)確かに、「相方よりマキタが好き」はこれらの条件を満たしている・・・。また「伝えたいことを言い切るのではなく、ほんの少しだけ考えさせる」と言う事は何かを「指導する」際にも共通する。すべての情報や知識を一方的に教わっても、その瞬間は「分かったつもり」になっても実は分かっていない状態に陥りやすい。それを避けるためにお教室では、新しいことを教える時は途中で生徒たちに考える時間を作ったり、突然に質問をしたりしている。名コピーはひらめきではなく、考え抜いて考え抜いて、作られていると言う事を知りえたことも収穫だった。

2018/04/03 22:04

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大まかな傾向を知ることが大切!

北海道の入試・学力テストでは「御伽草子」「沙石集」「伊曾保物語」「徒然草」などから多く出題されている。とはいえ、やみくもに出題傾向が強い作品や問題集を数多く解けばいいかと言うとそうでもない。むろん数うち当たることは大切だけれど「傾向」「大まかな思想」を知ることが最も重要。詳細を書くと①古文は教訓物が多い②(具体的には)・謙虚な姿勢・知恵、機転・恩返し・正しい生き方・親孝行など③エピソード+まとめ、あるいは結論+エピソードという型が多い、以上3点を意識しておくとミスを大幅に減らせ、選択肢で迷うことが少なくなる。また、問題を解いたときに②のどれに当てはまる内容かを吟味する訓練も有効だろう。実際の例として「御伽草子」の中に収められている「孟宗竹」の話【あらすじ:孟宗(もうそう)は、幼い時に父を亡くし年老いた母を養っていた。病気になった母はあれやこれやと食べ物を欲しがり、ある冬に筍が食べたいと言った。孟宗は竹林に行ったが冬に筍があるはずもなく、孟宗は涙ながらに天に祈りながら雪を掘っていた。すると、あっと言う間に雪が融け土の中から筍が沢山出て来た。孟宗は大変喜び、筍を採って帰り熱い汁物を作って母に与えるとたちまち病も癒えて天寿を全うした。これも深い孝行の思いが天に通じたのであろう。】これは「親孝行」がテーマで、正しい選択肢は「自分の親を出来る限り大切にすべきであるということ。」だ。内容はもちろんのこと、最終行に「孝行の深き心を・・・」とダイレクトに「孝行」と言う言葉あるので迷わないだろう!と言いたいのだが・・・。まだまだ古文作品に触れる数が少ない中学生にとっては他の選択肢と混乱してしまう。紛らわしい他の選択肢は「親の言うことにはできる限り従わなければならないということ。」「重い病気を治すためには出来る限りの栄養を摂るべきであるということ。」。前者は言い過ぎ、親に服従しろ!と本文(古文)は主張していない、後者は「栄養を摂る」がおかしい。あくまでも、母親が「タケノコを食べたい」と言い、それをかなえようとしたという内容だから。ここまで細かくチェックする時間的、精神的余裕がないのは当然のこと、だからこそ「内容傾向」を知っておく必要アリ。

2018/04/02 15:12

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神色自若(しんしょくじじゃく)

「神色自若(しんしょくじじゃく)」という四字熟語を皆さんはご存知だろうか?実はこの四字熟語は「泰然自若」と同義語で意味は、【物事に動じることなくびくろもしない様子。非常のことにも顔色を変えたり慌てたりしないで泰然としている様。「神」にはこころ・精神の意があり、「神色」は精神の状態や顔色を意味する。自若は悠然としている様】(四字熟語と図書館より抜粋)。お恥ずかしいながら、「神色自若」を初めて見た時には「神様の色を身に付けると自分が若く見える???神の色とは?高貴な色≒日本においては紫?」と真剣に考えてしまった。すぐに意味を調べて「なーんだ」とガックリくるやら、古文では「色」≒「様子、顔色」なので成程と納得したり。ちなみに個人的に紫が大好きで、洋服や持ち物などによく用いる。今日も紫のコートに友人手作りの濃いピンクのブローチ、濃いピンクの刺繍バッグ(これも知人の手作り)を持ってお出かけしたところ、某お店で突然見知らぬ女性から話しかけられた。「このバッグ手作りですか?」に始まり・・・自分はハンドメイドに興味を持っていること、ここ数年は心身ともに弱っており何もできなかったけれどようやく前向きに物事を始めてみようと思ったことなど、なぜか延々と身の上話を聞く羽目に。「旅行で北海道に来ているのですか?職業は何を?」と聞かれ、思わず適当に「はい、旅行で来ました。職業は…普通のOLです。」と無難なことを答えておいた。正直言ってこちらは少々急いでいた、あまり個人的な深いことを知りすぎるのも荷が重い?これ以上深入りするのはどうなんだろう?!と若干おろおろしてしまい、当たり障りのない?!答えにとどめておいたという次第。うーん、数時間前には一体どんな態度をとるのが正しかったのか未だに分からない。そそくさと「急いでるので・・・」と言った方がよかったのか?何はともあれ、今年になってから洋服や持ち物がきっかけで知らない人から声をかけられることが相次ぎ(先日はスペイン女性)、時として対応に困ることも。基本的に蚤の心臓なので・・・?!要するにキャラが立ちすぎる、悪目立ちしすぎなのか?何はともあれ今日から4月・・・、本年度の座右の銘を「神色自若」(どんな場面においても動じない)にしたいと思う。

2018/04/01 19:49

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笑える余裕

ブロ友で、同業者でもあるひさぺー先生のブログ(3月31日付「笑える余裕」)を読んで思わず共感した。指導者が熱心になればなるほど空気が張り詰めたものになり、下手するとピリピリ感…行き過ぎると恐怖感だけが生徒に伝わってしまうと言う事がある。むろん良い意味での「緊張感」は大切だけれど「緊張感」の中にも「笑える余裕」を少しだけ、少しだけでいいので含ませることも必要かなあと常日頃思っている。正直に言うと・・・自分自身は「超かわいくない生徒」であり「超嫌な奴」だった(苦笑)。とはいえ、当時は「若さ」がカバーしてくれ、周囲の先生方や生徒たちは大目にその「かわいくなさ」を「若さ」「熱心さ」とみて下さり、今となってはただただ感謝しかない。そう、このブログが物語っているように陰陽師は「超真面目!」(こんなことを言うと生徒からは槍が飛んできそうだけど)。でも日頃の授業では意識して「笑える余裕」をと心がけている、厳密にいうと「この生徒にはどんな言葉をかけると一番良いか?」と、ただそれだけを必死で考えていると言った方がいいかもしれない。時々、初対面の方と名刺交換をする際に「え?指導者なんですか?すごいですね~(賢いんですね、知識があるんですね)」と言われる(むろんお世辞が入っていることは重々承知)。が、実は「知識」うんぬんよりも「生徒のことをいかに想像できるか?」というスキルを身に付けるほうが何百倍と難しい!と言いたい。なぜなら正解がないから・・・。例えば勉強が得意でプライドが高い生徒に対しては「ユーモア?!笑える余裕」ばかりだと「馬鹿にしている」と受け取られる可能性がある。とはいえ「間違った箇所」の解説を難しい顔をしてひたすらしたところで・・・空気はどんどん冷えていくだけ。だから「真面目に解説」+「それにしても・・・君は優しくてサービス精神が旺盛だから漢字に余計な点をつけてしまったね・・・。そのサービス精神は素晴らしい」といった具合にほんの少しほんの少しだけ「ホッ」と出来る話題を入れるようにと心がけている。また、難しい内容を説明・解説するときは極力「変な」「笑える」イラストを用いた資料を作成したり「笑える」エピソードを紹介したりしている「つ・も・り」。あくまでも「つ・も・り」なのでまだまだ修行が必要。※昨日書いたのだけれど、アップするのを忘れたので一日遅れの記事アップ。

2018/04/01 19:48

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某、相談内容

先日、生徒さんの保護者から次のような相談があった。「子供たちは親がついていないと勉強がはかどらない。でも親に勉強をさせられているという今の状態では将来的に志望校に合格できないとプロ(塾講師)に言われて悩んでいる」といった内容。ちなみに子供さんたちは小学校高学年。確かに某塾講師の言う事は正しい。でも、果たして小学校高学年で自ら進んで勉強できるタイプが一体どれほどいるだろか?そうではないから親たちは皆「何とか子供に学力をつけさせたい、勉強の楽しさを知ってほしい」と必死になって子供に合う塾や習い事を探すわけであって。現状で、親がついていないと勉強がはかどらない☞これではダメだ!と、子供の自主性を伸ばそうと、いきなり親が子供を放任したらどうなるか?☞おそらく子供は「何を勉強すればよいのか?」「どんな風に勉強すればよいのか?」と戸惑うだけだろう。例えば中学2,3年生ぐらいで、あえて「次回の定期テストに関しては一切親は口を出さない。自力でやってごらん」と見守るのはありだろうが、小学生のうちは学校で「定期試験」という大きな試験があるわけでもなく順位をはっきりと突きつけられるわけでもないので、どうしても「完全に自力で」というのは難しいのは当然かなあと思う。先にも書いたけれど、だからこそ親たちは「塾」や「習い事」を探し「自分で頑張る」ための習慣づけやきっかけを探すのだ。そもそもが勉強を最初から「知るって楽しい」と思えることって稀・・・。自分自身は幼い頃から「どうしても○○高校に入りたい」という目標があったからこそ、たまたま?頑張れただけ。「どうしても○○高校、△△大学へ」「将来は絶対に□□になる」という確固たる目標があっても 勉強を自力で継続するのは難しいというのは経験済みだからこそ保護者様に次のように言いたい。「まずは現状維持で、勉強習慣をつけさせる。学年が上がるにつれて徐々に自主性に任せるように工夫する(時と場合に応じて敢えて一定期間、全く口も手も出さずに様子を見るなど)。それでダメならば勉強せざるを得ない環境に入れる(回数無制限の個別指導塾に入れるなど)のもありか」と。あくまで個人的見解だけれど。また「複数人の意見を聞いてみる」のこともお勧めしようと思っている。

2018/03/30 21:09

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